初めて栽培した、パン用の小麦です。
収穫して、ハウスの中で乾燥させました。
雨が少なかったので、いいのが採れました。
麦は水分や雨を嫌います。収穫時期がちょうど梅雨なので、雨の合間にいそいで収穫して乾燥させます。
北海道は梅雨がないので、小麦の適地です。
収穫から脱穀まで昔の農具をつかって作業してみました。
これは年代物の足ふみ脱穀機です。
納屋の奥で、推定40年は眠っていました。
↑足でペダルのように踏むと、筒の部分がすごいスピードで回転します。
麦の束を入れると、ワイヤーの部分に、穂が当たって、弾けるように中から小麦の粒が、でてきます。
次から、次に麦の束をいれます。
回転を止めないように、足元のレバーを踏み続けます。
機械の反対側に、穂と小麦の粒が、山になってできます。
ごみを選別するための、「とうみ」です。
中の羽が扇風機のように
まわって、殻や枝を吹き飛ばす農具です。
上の部分から、脱穀した麦を入れます。
手前のハンドルを回すと、軽い穂は吹き飛びます。重たい小麦の粒が手前の排出口からでてきます。
まだ穂やごみが混じっていますが、これで小麦の粒がとれました!!
この粒を石臼で挽くと、粉になります。
少量でしたが、力尽きました。昔の人は大変でした。