今日は稲刈りをしました。
収穫時期、適期。
天気も良く、
機械の調子もOK、
地面の乾きも問題ない。
稲刈りのベストコンディションでした。
1年目は、田んぼの土が乾かなかったので、皆で手刈りしました。
2年目は、洪水で稲が流されてしまいました。収量は少なかったです。
苦労した米づくりでしたが、
3年目の今年、稲がたわわに実りました。
今年から「アケボノ」というお米をつくっています。
1953年(昭和28年)につくられた古い品種で、
昔の米のおいしさがあるそうです。
いまではあまりつくられていないそうです。
普通、田んぼは田植えをする前に耕して、泥をトロトロにやわらかくして苗を植えますが、他にもいろんな考えややり方があります。
うちと同じように田んぼをたがやさない不耕起栽培で、苗を手植えしてお米をつくっている農家さんから、この「アケボノ」の種を譲りうけました。
やっさんが1本1本手植えした苗がどんどん分けつして、大きな株になり、肥料もいれてないですが、こんなにたわわに実ったのをみてびっくりしています。
土の中の環境が安定していると、稲もすくすく育ちました。
稲や野菜を長年育てていると、大きく育つとか、早く育つとかではなく、この「すくすく」ぶりに注視します。野菜が本来持つパワーでまっすぐ育っていくようなイメージです。
田んぼ1枚目、草が少しありましたが、よく乾いているので順調に刈れました。
あっという間にコンバインの米をいれるボックスが一杯になりました。
今年はいっぱい採れそうです。
田んぼ2枚目です。倒れ掛かった稲もありましたが起こしながらどんどん刈りました。
1年目は途中で機械が壊れて日が落ちて真っ暗になったりもしましたが、
今年はびっくりするくらいスムーズで予定より早く終わりました。
収穫したお米を乾燥機にいれます。
普通の乾燥のさせ方は、熱風をかけて速乾させますが、うちは熱はかけず風乾燥でゆっくり乾かします。